2014年12月10日水曜日

日本発の無線通信規格「Wi-SUN」、ベトナム大手SIerが普及後押し

ベトナムのSI市場で過半のシェアを握るFISは、かねてよりセンサー分野に関心を持っており、関連ソリューションを開発してベトナム国内や海外市場に売り込みたい狙いがある。今回の覚書で、Wi-SUNに関する知見やノウハウの獲得を目指す。
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http://itpro.nikkeibp.co.jp/atcl/news/14/120102078/

2014年11月29日土曜日

Wi-SUN、EnOceanモジュール搭載IoTゲートウェイ

「Wi-SUN」(Wireless Smart Utility Network)は、特定小電力無線と呼ばれる920MHz帯を使用し、障害物に強く長距離(500m程度)の通信エリアを確保することができる次世代無線規格です。日本主導で標準化が進められ、スマートメーターやHEMSなどでの利用で注目が集まっています。そしてロームではWi-SUNアライアンスでCTBU(Certified Test Bed Unit)に登録されているモジュールBP35A1を保有しています。BP35A1はリファレンスデザインとして認定されているのでWi-SUN通信においてクオリティの高い相互接続性を実現することができます。
「EnOcean」は、環境発電によって電池なしで使える無線規格です。設置・メンテナンスのコストを最小限に抑えることができるため、照明や空調などのスイッチセンサとしてヨーロッパを中心にすでに40万棟以上の採用実績があります。
また、多様な機器をネットワークでつなぐことで成立するIoTやM2Mの市場では、省電力で設置場所を選ばずに使える無線モジュールの必要性が高まっています。Wi-SUNやEnOceanも今後広く普及することが見込まれ、センサや機器とインターネットとを仲介するゲートウェイ機器もこれらの規格に対応することが期待されています。

http://www.atmark-techno.com/news/press-releases/20141112_rohm